『ひるなかの流星』 を読んで
りせどです。
最近微妙な天気が続いています。
今日はしとしとした雨。
べたべたして気持ち悪いです。
運動は好きなのでいつもはジョギングやサイクリングをしていますが、雨の日にするメンタルは持ち合わせていません。
今はアルバイトもしていないのでニートらしい生活を送っています。
ビバ・ニート!
ただ、一日中ゴロゴロしているのももったいないのでブログでも書こうかなと思っています。
Twitterでも「生産は心を落ち着かせる」と誰かがつぶやいていました。
最近ささくれ立っていた心を落ち着かせようと思います。
最近『ひるなかの流星』(やまもり三香)を全巻(1-12)読みました。
主人公の与謝野すずめは、田舎でのんびりと暮らす高校1年生。しかし、両親が海外に転勤になったのを機に、東京に住むおじ・諭吉のもとにあずけられることとなった。
上京初日に東京で迷子になり、熱を出して公園で倒れたが、偶然出会った獅子尾に助けられる。その獅子尾の第一印象は「あやしい人」であったが、転入先の学校で担任教師となり、何かと助けてもらったりと関わっていくうちに、獅子尾に惹かれるようになる。一方、転入してはじめて友達となった馬村にも、恋心を持たれるようになる。(wikipediaより)
すずめの性格は、くっつきすぎず離れすぎず、クールではなくキュートではない、非常にさらさらしていると思っています。
個人的にヒロインがベタベタした恋愛脳の持ち主だと少女漫画に対する拒絶感が強まってしまうので、その点では読みやすい作品でした。
そんなすずめが恋する相手は担任教師の獅子尾。
先生との禁断の恋です。
この先生、確かにカッコいい憧れの存在だと思うのですが、、。
どうしても自分が高校生のときの部活の顧問の先生と重なってしまうのです。
そのため心がときめきません。
妹の洗濯物を見ても興奮しないのと一緒なのですかね。
妹はいないので真偽は分かりませんが。
そして同級生のクール馬村。
学校ではモテモテだけど、女が苦手なので相手にしない。
そんな馬村の心はすずめのまっすぐな性格によって揺さぶられます。
馬村とか砂川(俺物語)の本物のクールキャラが少女漫画を熱くするのです。
なんちゃってクールはお呼びでないです。(ヤマケンは別です。)
作品自体は12巻で綺麗にまとまっています。
なんといってもすずめの気持ちがコロコロ変わらないところにこの作品の魅力を感じます。
人の気持ちはそんなに簡単に変わらない、恋愛は特にそうです。
ラストの展開は少し不安になりましたが、
「そっちかー!」
と心の中で叫ぶとともに、祝杯をあげました。
推しのキャラクターが結ばれると嬉しい気持ちになりますね。
恋愛漫画は心を豊かにします。
そしてブログを書き終わり、心が軽くなりました。
「生産は心を豊かにする」という言葉はあながち間違っていないのかもしれませんね。
『ひるなかの流星』でした。